妊娠中の病気やトラブル

IUGR(子宮内胎児発育遅延)

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お腹の中で、赤ちゃんの発育が抑制または停止した状態です。
原因を調べて、子宮環境をよくする治療をしますが、それでも改善しない場合、
人工早産に踏み切ります。

 
全妊娠の5%ほどにみられ、何らかの原因で子宮内の胎児の発育が遅れ、
妊娠週数に相当する胎児の体重よりも小さいということです。
妊娠週数別の発育曲線のグラフで、マイナス1.5SD以下(90パーセンタイル以下)の
ときに、IUGRと診断されます。


原因として考えられているのは、妊娠高血圧症候群、心臓病、ぜんそく、多胎妊娠、
子宮・胎盤系の機能異常による子宮内の栄養不良、母体の栄養失調、薬物摂取、
飲酒、喫煙、染色体異常、先天奇形、子宮内感染症、薬物中毒などです。


超音波検査で、赤ちゃんの頭やお腹、大腿骨を計測して、
計算式に入れて推定体重を出し、その推定体重を発育曲線に当てはめて診断します。
診断は1度ではなく、何週間か経過をみます。
ノンストレステストで、赤ちゃんの心拍の様子を調べます。


IUGRを診断されたら、その原因を調べる一方で、
赤ちゃんに酸素や栄養をたくさん送るため、入院して安静にするケースが多いでしょう。


IUGRの赤ちゃんは、予備能力が少ないため陣痛に耐えれる力がない場合が多く、
胎児仮死や新生児仮死になることが多いといわれています。
出生後も低体温や低血糖・胎便吸引症候群などの発生率が高いといわれています。


赤ちゃんの成長がほとんどみられない場合や、NSTなどで元気がない場合、
肺の成熟をみて帝王切開で人工早産に踏み切ることもあります。

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2006年11月21日 12:31