妊娠中の病気やトラブル

妊娠糖尿病

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インスリンが不足するために、ブドウ糖をエネルギー源として利用できなくなり、
さまざまな症状が出てくる病気で、
今まで糖尿病の症状がなかった人が、妊娠をきっかけに発症するものです。

 
妊娠時に初めて診断された糖尿病を妊娠糖尿病。
糖尿病の女性が妊娠した場合は、糖尿病合併妊娠をいいます。


血糖値の値が、「空腹時≧100」、「負荷後1時間値≧180」、「負荷後2時間値≧150」
上の2つ以上に当てはまると妊娠糖尿病と診断されます。


胎盤から出るホルモンは血糖を上げる働きを持っていますので、
糖尿病の素質を持っている人が妊娠した場合血糖の上がりすぎを抑えきれず
糖尿病になってしまうのです。


妊娠糖尿病は、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、感染症などを起こしやすくなります。
ママのブドウ糖がそのまま赤ちゃんに移行するので、赤ちゃんは巨大児になりがちです。
体内で高血糖が続くために、赤ちゃんは自分でインスリンを出して血糖値を下げ、
その状態が誕生後も続くため、赤ちゃんは低血糖、低カルシウム血症になります。
巨大児になると難産になったり、帝王切開になることがあります。


妊娠糖尿病は、基本的に出産後は正常に戻るのですが、
約60%以上の確率で約20年後に真の糖尿病を発症するといわれており、
分娩後も定期的な糖尿病の検査が大切になってきます。


妊娠糖尿病の治療としては、食事療法、運動療法、インスリン療法です。
食事は、食後の急激な血糖値の上昇をなるべく避けるためにカロリー制限します。


また、毎日欠かさず適度な運動を継続するなどなどの工夫を行い、
血糖値を正常に保つよう調整することが大切です。
食事療法や運動療法で、血糖値が正常にならなければ、インスリン療法が必要です。

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2006年11月21日 17:36