妊娠中の病気やトラブル

前期破水

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陣痛がまだ起こっていない段階で卵膜が破れ、
羊水が子宮外に流れ出ることを前期破水といいます。

 
破水は普通は分娩の途中で起こることが多いのですが、正期産の場合でも
陣痛が始まる前に破水してしまうことが約30%の確率でみられます。
よって、前期破水自体はそれほど病的なこととはいえません。
しかし早産時期の破水は、まだ未熟な子の出生という深刻な問題を引き起こします。


前期破水は、卵膜の破れたところから細菌が入って、羊水や赤ちゃんに感染が起こる
心配があります。放置してしまうと、自然に陣痛が始まって早産になってしまいます。
また破水後に、長時間陣痛発来を防ぐと、赤ちゃんの肺機能がいまくいかなくなります。
よって、破水は放置してはいけません。


破水の量が多量のときは気付くと思うのですが、
少量だとおりものか尿漏れと間違える人が少なくありません。
破水はおりものと違って、継続的にもれ続けるので、それを目安にしてください。


破水が確認された場合、それ自体を治す方法はありません。
子宮内感染を防ぎ、母子がよりよい状態で出産できるように管理を行います。


正期産の時期に前期破水が起こった場合は、母子に無理がかからない範囲で、
できるだけ早期に分娩に至るのが望ましいと考えられます。
早産時期の前期破水の場合は、胎児が未熟な時期には母子の状態が許す限り
妊娠を継続させる方向で様子を見て行きますが、
感染の進行、赤ちゃんの状態の悪化などが認められれば、分娩に進むこともあります。


破水とわかったら、腟内洗浄、抗生剤や子宮収縮抑制薬の投与などが行われますが、
破水と同時に、赤ちゃんの状態が急激に悪化する場合があります。
また破水後、比較的短時間のうちに子宮内感染が進行してしまう場合がありますので、
破水かな?と思ったら、すぐに病院に連絡し、破水かどうか検査する必要があります。

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2006年11月16日 18:20