妊娠中の病気やトラブル

つわり・妊娠悪阻

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妊娠5週前後になると妊婦さんの約80%に、「つわり」が始まります。
つわりの症状で代表的なものは、吐き気、嘔吐、食欲不振など。
食べつわりと言って、空腹になると気持ち悪くなるので、つねに食べている人もいます。
妊娠悪阻とはつわりが重症化したもので、食事を摂ることがまったくできなくなったり、
水も飲めない状態をいいます。脱水が心配なので治療が必要になってきます。

 
つわりの原因ははっきりとはわかっていないのですが、妊娠が成立することによって
hCGというホルモンが急増するので、それが関係していると考えられています。


つわりは多くの妊婦さんが経験しますが、妊娠悪阻の頻度は非常にまれです。
つわりで食べられるものが減ったとしても、初期の赤ちゃんに必要な影響分は
ごくわずかなので、今はそれほど心配することはありません。


何か食べられるものがあれば、つわりのときは多少栄養に偏りが出ても仕方ないので
食べたいものを食べてもよいでしょう。
ただ食べづわりの人は、あまり暴食をしていると、後々の体重管理が大変になります。
つわりの時期は食べたいものを好きなだけとは言いますが、少し気をつけてください。


食べ物のにおいがきつく感じて気持ち悪くなるときは、冷やして食べてみてください。
においは冷やすと少なくなるので食べられるかもしれません。
氷を口にほおばるのも、口の中がすっきりするので、つわりを乗り切るひとつの手です。


しかし水も飲めないとか、食べていないのに吐く、尿の量が極端に減る、
体重が急激に減る、などの症状ができていたら、主治医に相談してください。
尿中にケトン体が出ていないかを確認したり、点滴で栄養を補ったりします。


点滴は栄養剤ですので、奇形を起こすおそれはありませんので安心してくださいね。
点滴は外来でも受けられますが、場合によっては入院になります。
入院することによって、妊娠による不安が少し解消したり、環境が変わって
妊娠悪阻が緩和する人もいます。つわり・妊娠悪阻は精神的な原因もあるようです。

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2006年11月14日 08:53