妊娠中の病気やトラブル

妊娠中の時期によって、起こりやすいトラブルが違ってきます。
起こりやすい時期を表記して、トラブルをまとめてみました。

子宮外妊娠

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子宮外妊娠とは、受精卵が子宮内腔以外の場所で着床してしまうことをいい、
その多くが卵管での着床ですが、放っておくと卵管破裂などを起こしてしまうので
早急の発見が大切です。

つわり・妊娠悪阻

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妊娠5週前後になると妊婦さんの約80%に、「つわり」が始まります。
つわりの症状で代表的なものは、吐き気、嘔吐、食欲不振など。
食べつわりと言って、空腹になると気持ち悪くなるので、つねに食べている人もいます。
妊娠悪阻とはつわりが重症化したもので、食事を摂ることがまったくできなくなったり、
水も飲めない状態をいいます。脱水が心配なので治療が必要になってきます。

胞状奇胎

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胎盤の元となる絨毛という組織が異常に増殖し、ぶどうの房のような組織で
子宮の中がいっぱいになる病気です。
胞状奇胎と診断されたら子宮内掻爬をし、その後は定期的に経過観察します。

絨毛膜下血腫

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絨毛膜下血腫とは、子宮内膜と絨毛膜の間にできた血の塊です。
妊娠初期にはよく見られることで、血腫が小さい場合は、
胎盤が完成される妊娠4〜5ヶ月頃までには治まっていくケースが多いようです。
血腫が大きい場合は、流産につながることもあります。

切迫流産

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出血やお腹の張りなどの、流産の兆候があるにも関わらず、子宮頚管は閉じていて、
妊娠継続が可能な状態を、切迫流産といいます。
流産しかかっている・・・という状態です。

流産

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妊娠22週未満に、子宮の中で赤ちゃんの生存が認められなくなったり、発育しなくなって
妊娠が中断することを流産といいます。
妊娠12週までの初期流産が多く、その原因の多くは赤ちゃん側にあります。

子宮頚管無力症

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ママに自覚症状がないまま、子宮口が開いてしまう病気です。
子宮の内圧が高くなってくる、妊娠中期頃に多く起こります。

切迫早産

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妊娠22週〜37週未満のお産を早産といい、
妊娠早産の兆候があるにも関わらず、まだお産は始まっていない状態で、
治療や経過次第では、早産を防ぐことができます。

早産

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妊娠22週〜36週のお産を早産といいます。
お腹の張り、出血、腰が痛い、破水、胎動を感じなくなったなど、
いつもと違うなと思ったら、迷わず主治医に相談してください。

前期破水

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陣痛がまだ起こっていない段階で卵膜が破れ、
羊水が子宮外に流れ出ることを前期破水といいます。

絨毛膜羊膜炎

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赤ちゃんを包んでいる卵膜に起きる炎症で、子宮に広がり羊水にまで広がったもので、
前期破水を起こし、早産の大きな原因になります。

前置胎盤

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通常は子宮底にある胎盤が、子宮口をふさぐような形で下がっている状態です。
胎盤が子宮口をすべてふさいでしまった状態を全前置胎盤、一部分をふさいでいるのが
部分前置胎盤、子宮口の端だけにかかっているのを辺縁前置胎盤といいます。

骨盤位(さかご)

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赤ちゃんは通常、頭を下にした頭位でママの子宮の中にいます。
骨盤位(さかご)とは、頭を上にして足やお尻が子宮口の方をむいている状態です。

IUGR(子宮内胎児発育遅延)

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お腹の中で、赤ちゃんの発育が抑制または停止した状態です。
原因を調べて、子宮環境をよくする治療をしますが、それでも改善しない場合、
人工早産に踏み切ります。

常位胎盤早期剥離

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正常の位置にある胎盤が、胎児の娩出よりも前に子宮壁からはがれ、
大出血するトラブルです。母子ともに危険な状態になる場合があります。

妊娠糖尿病

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インスリンが不足するために、ブドウ糖をエネルギー源として利用できなくなり、
さまざまな症状が出てくる病気で、
今まで糖尿病の症状がなかった人が、妊娠をきっかけに発症するものです。

妊娠高血圧症候群

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妊娠中毒症のことです。
妊娠中毒症は産婦人科学会により妊娠高血圧症候群(PIH)に改められました。

羊水過多(過少)症

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羊水は赤ちゃんを保護するクッションのようなもので、妊娠後期に約500mlになります。
このときの羊水量が800ml以上を羊水過多症、100ml以下なら羊水過少症といいます。

双胎・多胎

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2人以上の赤ちゃんがママのお腹の中にいる妊娠です。
単胎妊娠に比べて、どうしても母体にかかる負担が大きいので、
早産や妊娠高血圧症候群になりやすく、注意が必要です。